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【石垣】石垣市内で自動体外式除細動器(AED)を備えた「まちかど市民救急ステーション」のPR活動を行う、女子小中高校生ダンスボーカルユニット「AED48―ISG」が結成された。メンバーはデビューイベントとなる8日の「救急の日」出発式に向けて練習に励んでいる。市内で話題沸騰中で、お披露目を楽しみにしている人が増えている。
メンバーは市消防本部が公募で受け付けた11~17歳の女子18人。デビュー曲は消防職員が作詞作曲した「Let’s register~まちの救世主へ~」。歌詞は近隣で発生した心肺停止事案に対処する事業所に認定書を交付し、AEDを設置する事業所「救急ステーション」に登録(register)をしようと呼び掛けるような内容で、メンバーが歌ったCDも完成している。
ダンスはメンバーの中心となっている八重山高校ダンス同好会が振り付けた。心臓マッサージをイメージした動きを付けたり、ダンス同好会で培った激しいダンスを入れたりと、見どころ満載に仕上がっている。
アイドル好きでメンバー入りしたという平良麻白さん(14)=大浜中2年=は「思ったよりハードだけど高校生が教えてくれるので楽しい。AED48がみんなに知られるようになったらうれしい」と話した。
ダンスリーダーの上里ほのかさん(16)=八重山高2年=は「AEDだけだと固いイメージだが、ダンスを入れることで見た人に広めやすくなる」と期待。上地睦海さん(15)=同1年=は「とても緊張するけど一生懸命頑張りたい」と本番に向け意気込みを語った。