世界大会出場の西原マーチング ダブル受賞を町長に報告


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上間明西原町長にW金賞を報告した西原高マーチングバンド部=3日、西原町役場

 【西原】7月27、28日にオランダで開かれた「第17回世界音楽コンテスト」のショー部門とパレード部門で金賞を受賞した西原高校のマーチングバンド部が3日、西原町の上間明町長を訪ね、ダブル金賞受賞を報告した。

 玉城哲也校長、城間敏生教頭、顧問の比嘉一史教諭とともに、部員8人が訪問。世界大会での模様を写真パネルで紹介。フランス・パリのベルシー公園、オーストリア・ウイーンのシェーンブール宮殿でも特別に許可を得て演奏会を行ったことも報告した。
 玉城校長は遠征資金造成への町民の協力に感謝した。部長の新垣梨奈さん(3年)は「9千人の観客のスタンディングオベーションがうれしかった。パリやウイーンでもめったにない経験をすることができ、人生の宝物になった。経験を生かし全国大会でも頑張りたい」と笑顔を見せた。
 報告を受けて上間町長は「西原の名を世界にアピールし、町民を代表として誇りに思う。技に磨きをかけて全国制覇に向け頑張ってほしい」と激励した。同部から上間町長にパリでの写真パネルも贈呈された。
 同部は10月26日の西原まつりにも出演し、演奏を披露する。