【台湾】情報特区セミナーに150人 県が初開催


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情報関連産業に関するビジネスプランを台湾企業に紹介した県の情報特区セミナー=台北

 沖縄県は2日、台北市内のホテルで「情報特区セミナー」を開いた。これまで東京、大阪、名古屋、上海などで行われてきたが、台湾では初めて。会場には予想を超える150人が集まり、台湾企業の関心の高さをうかがわせた。
 地震災害の少ない立地条件に注目、その優位性を活用し災害時に企業をバックアップするディザスターリカバリーセンターやソフト開発におけるオフショア機能などを今回のセミナーで台湾企業にPRした。
 交流会では、喜納喬県産業雇用統括監が沖縄県の投資環境などについて説明したのに続き、ファーストライディングテクノロジー、レキサス、グロヴァレックス沖縄、インデックス沖縄、ANICの5企業が沖縄でのプランを示すプレゼンテーションを行った。
 セミナーに参加した工業技術研究院次長の劉仲庸さんは「台湾の企業も今回のセミナーにはとても興味がある。もっと話を聞いてみたい」と語っていた。
 (文・写真=台湾在住日本語教師、砂川法子)