【ペルー】華やかにスポーツの輪 県人市町村対抗が開幕


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市町村対抗スポーツ大会開会式で、県人会館・第1サッカー場での入場行進に勢ぞろいした各市町村の代表選手団=4日

 ペルー沖縄県人会(フアン島袋会長)と、ペルー沖縄婦人会(徳村直子会長)共催、県人会傘下の在ペルー市町村人会後援の「市町村対抗スポーツ大会」の4日、多くの来賓、県人会顧問、婦人会相談役、在ペルー市町村人会長、会員参加の下、県人会第一サッカー場を舞台に華々しく開幕した。3月まで各種競技が争われる。

 6万平方メートルの県人会敷地内には、1千平方メートルの県人会館、300台収容可能な駐車場と、二面のサッカー場、二面のバーレーボールコート、五面のゲートボール場、人工芝を敷き詰めた一面のフットサル場、50メートルの公認水泳プールなどのスポーツ施設があり、1月から3月までの夏休み期間中、施設を利用した市町村対抗スポーツ大会が開かれるのが毎年の恒例。
 ミゲル小波津運動部長の司会で、セレモニーが進められた。島袋会長は「今大会は、例年になく多くの市町村代表選手団の皆さんの参加を得ることができた。3月までの長丁場の大会期間中、スポーツ精神にのっとり、元気に大会に臨んでいただきたい」と選手たちを激励した。
 1月の第3週目からサッカーと婦人会対抗バレーボール競技は開始されているが、開会式を皮切りに、3月のフィナーレまで、年齢別に組まれたサッカー、婦人バレー、ゲートボール、グラウンドゴルフ、卓球、ボーチェ、囲碁、フットサルなどの競技が争われる。
 今大会は、昨年母県での市町村合併が進み、大所帯となったうるま市や南城市の選手団の数が目立った。
(赤嶺光弘通信員)