一体感、絆アピール 若狭地域文化祭にぎわう


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切れのあるダンスで文化祭を盛り上げる「ベリーダンスWAKASA」=2日、那覇市の若狭公民館

 第17回若狭地域文化祭(NPO法人地域サポートわかさ主催)が2日、那覇市の若狭公民館で開かれた。地元で活動する各団体や子どもたちがダンスやエイサー、獅子舞などを披露し、地域一体となって祭りを盛り上げた。

 同文化祭のトリを飾ったのは、若狭公民館で毎週水曜日にダンスの練習をしている「ベリーダンスWAKASA」。色とりどりの衣装に身を包んだメンバーが艶やかな踊りを披露すると、会場は指笛や歓声で沸いた。リーダーの池宮城律子さん(48)=宜野湾市=は「那覇での仕事帰りに公民館に通っている。若狭の街は一体感があり、公民館を訪れる若い人も多い」と街の魅力を語った。
 NPO法人地域サポートわかさの小原猛さんは「文化祭を通じて、地域の人たちのつながりや絆を強めていきたい」と話した。