【ドイツ】26人、新年祝い懇親 県人会、全国各地から集う


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26人の会員が集まったドイツ沖縄県人会の新年会

 ドイツ沖縄県人会(キシュカート外間久美子会長)恒例の新年会が11日、宮古島出身の上原教弘氏の経営するケルンの日本食レストラン「京都」で行われた。
 ドイツ沖縄県人会の2月現在の会員は37人だが、ドイツ全国に散らばる会員が一堂に集まる機会はほとんどない。当日は、ケルン近郊に住む会員の多くが仕事や病気で参加できなかったが、シュツットゥガルト、ハイデルベルク、ハンブルク、トリアなど遠方からの会員の参加が多く26人が集まった。
 ソーキ汁、ゴーヤーチャンプルー、フーチャンプルー、クーブイリチー、そしてスーチカーなどの手作り郷土料理と泡盛を囲みながらの懇談に、3―5時間かけてきたかいがあったと満足そうだった。航空機輸送規制で、郷里から持ってこられなくなってしまった貴重な泡盛を飲みたくて電車で来た人もいる。
 食事と懇談の後は昨年開催された第4回世界のウチナーンチュ大会の報告が参加者からあり、次回大会への多くの人の参加を呼び掛けていた。
 (キシュカート外間久美子通信員)