輝く朝日「この景色守りたい」 名護市辺野古「松田ヌ浜」


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<初日の出>名護市辺野古海岸で初日の出を見る地域住民ら=1日午前7時20分ごろ(花城太撮影)

 【名護】1日午前7時すぎ、名護市辺野古の「松田ヌ浜」では初日の出を見ようと、地域住民が多数訪れた。仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた埋め立てを承認した後、初めて迎えた元旦。基地が建設されると浜は消え、フェンスを挟んだ米軍キャンプ・シュワブ内には高さ10メートルのコンクリート壁が造られる。駆け付けた市民の多くは「この景色を守りたい」と朝日が注ぐ浜辺で思いを新たにしていた。

 日の出予定時刻の7時15分ごろ、水平線には雲が立ち込め朝日は見えなかった。だがそれから5分ほどたつと雲の切れ目から朝日が顔を出し始め、訪れた人々は写真を撮ったり、手を合わせて拝んだりしていた。
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