銭ケ森に「志」新成人が光文字 東江中卒業生が作製


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銭ケ森の山肌に浮かぶ「志」の光文字=12日、名護市のひんぷんガジュマル付近から撮影

 【名護】名護市立東江中学校出身の新成人が12日、同市の銭ケ森(じんがむい)に恒例の光文字をともした。19回目となることしの文字は「志」。会長を務めた宮城将貴さん(20)=同市数久田=は「新成人だけでなく市民のみんなが、一人一人高い志を持ってほしいと思い、この文字を選んだ」と文字に込めた思いを語った。

 カウントダウンに合わせて光文字が山肌に浮かび上がると、新成人からは「おぉ、すごい!」「やったー」などと歓声が上がった。成人式に合わせて県外から帰省した大城彩葉(いろは)さん(19)は「はたからはやんちゃに見える同級生が、準備を頑張ってくれた。いい言葉をもらった」と話した。

 19日まで毎晩点灯後、名護さくら祭りが開かれる25日から再び点灯する。