【アルゼンチン】来年8月、移民100年祭 準備委員会が開催決定


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移民100年記念祭典について討議する沖県連傘下の代表者=2月24日、ブエノスアイレス市の沖県連本会場

 移民100年祭典準備委員会(米須清文委員長)が2月24日、ブエノスアイレス市の沖県連会館本会場で開かれた。
 今回は沖県連傘下の代表者を集めての全体会議で、2008年度を移民100年記念の年度と称し、この年度に開催されるすべての行事を記念行事とすることで、沖県連理事会で作成された計画書を討議した。
 まず米須清文委員長は「今日これから討議決定される事柄は祭典準備委員会の草案であり、その後は来る5月の沖県連定期総会後に結成される祭典実行委員会に引き継がせ、そこで最終的に実行案として決定され実行される」と述べた。
 討議の初めに計画書の「移住100年記念祭」と記されていることに対し「移民100年記念祭」に訂正されるようにした方が良いのではないかとの意見が出され、訂正が決まった。そして討議事項に入った。
 移民100年記念祭典日は2008年8月15―18の4日間とし、それを前後に諸記念行事が行われることになった。
 最初のプレイベントとして今年12月、第5回沖縄祭りを沖県連運動場のうるま園で盛大に開催、来年3月に同じくうるま園で大々的にアサード・コンクエロ(皮付き焼き肉)を催してはなばなしく移民100年記念祭典を宣伝する。
 さらに、4月にはロサリオ日本人会(ウチナーンチュ中心)、10月にはコルドバ日本人会(同)でそれぞれ移民100年祭記念行事を執り行うことにする。
 そのほか、08年を通して琉球舞踊、空手大会、カラオケ、琉球民謡など、あらゆるウチナー文化行事を開催することになっている。
(新垣善太郎通信員)