劇団四季のミュージカル「はだかの王様」に小学生を招待する“こころの劇場”沖縄公演が24日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。アンデルセン童話を基に、さまざまな音楽で彩ったにぎやかな物語を、県内の小学5、6年生が鑑賞した。
劇団四季が企業などの支援を得て、本年度は全国159都市で430公演を行い、56万人の児童を招待する。沖縄公演は20日に石垣市で始まり、3月6日まで浦添市、名護市、宮古島市でも開く。9公演で1万250人を招待する予定だ。
鑑賞した子どもたちは王様たちのひょうきんな演技に笑い声を上げ、劇中歌を出演者と共に歌った。金武町立嘉芸小5年の川畑一徹君(11)は「物語が歌と一緒になっていて、とても楽しかった」と話した。