【ハワイ】真栄城さんのトゥシビー祝う 当真豊子箏曲会主催


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トゥシビーを迎えた嘉手納出身の真栄城寿美さん(中央)=11日、米ハワイ州ホノルル

 トゥシビーを迎えた嘉手納出身の真栄城寿美さんを祝おうと、当真豊子箏曲会が11日、ホノルル市内のレストランで生年祝いを開き、家族や友人ら約100人が集まった。
 真栄城さんは1923年、嘉手納町屋良で生まれ、首里高校を卒業した。その後、20年間、沖縄での小学校教員を経て1965年、ハワイに移民。故真栄城トクゼン氏と結婚した。ハワイへ移民して42年。37年間、当真豊子箏曲会の会員として沖縄の琴、ワイパフシニアクラブでの琉球舞踊のけいこに励んできた。
 式典ではハワイ州議会を代表して元州議員、新垣デニス氏がこれまでの文化活動への功績をたたえる証書を真栄城さんに贈呈した。沖縄そして日本からもおいやめいが駆け付け、喜びを分かち合っていた。
 晴れ姿の着物にたくさんレイを首にかけた真栄城さんは、みんながハッピーバースデーを歌い終えると、ケーキのろうそくを吹き消し「今日を迎える事ができたのは家族、親せき、友人、隣人、皆さんのおかげです。感謝の気持ちでいっぱい」と元気にあいさつした。
(名護千賀子通信員)