【ハワイ】高校生交流でラジオに出演 仲村県教育次長ら


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地元のラジオ局に出演した(左から)仲村守和団長、松原芳和さん、フジエ・クレイトンさん、アナウンサーのウミチルさん

 沖縄県―ハワイ州高校生交流派遣事業で3日からハワイ州に滞在している団長の仲村守和さん(県教育次長)はじめ引率の松原芳和さん、ハワイ州教育長のフジエ・クレイトンさんは4日、ハワイの日本語放送局KZOOに30分間生出演した。番組で仲村さんらは沖縄からの25人の生徒たちが、それぞれホストファミリーに迎えられ、ホームステイを楽しんでいることや3日にハワイ連合会の北谷嘉手納クラブの新年会宴会へ招かれ大歓迎を受けたことを報告した。
 学校生活、家庭生活を異文化で体験することで、国際的な人材の育成を目的とする同事業は今年で17回目。これまで参加した沖縄の生徒は、447人に達し、沖縄へホームステイしたハワイの生徒も365人に上る。生徒たちはハワイの歴史や文化を学びながら、地元の高校へ通い、学校生活も体験する。
 仲村団長は「視野を広め、異文化を体験した生徒たちが将来の沖縄の発展に貢献するよう、これからも事業が継続し、ますます発展するように、ハワイの皆さんよろしくお願いします」とラジオで呼び掛けた。
 一行は18日、帰沖した。(名護千賀子通信員)