【ペルー】6ヵ国400人が熱戦 南米ゲートボール大会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
フリーの部で優勝したペルー代表のオキナワGチームの(右から)玉城正一ペルーゲートボール協会長、リカルド比嘉、アルフレッド・ビダル、フアン天願、ルイス佐久川、アンドレス宮里、エクトル比嘉の各氏、ハビエル玉城APJ運動部長

 南米ゲートボール大会(主催・南米ゲートボール連合=本堂利会長)が3月24日、ペルーのプエブロ・リブレ区の日系総合運動場でブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、地元ペルーの6カ国の代表選手ら400人が参加して開催された。同大会は2年ごとに各国持ち回り方式で開催。今回で13回目を迎えた。

 大会には新任の福田進在ペルー日本国公使兼総領事、谷地房一領事、エルネスト土亀ペルー日系人協会長、赤嶺貴子ペルー日系婦人会長、フーリオ具志堅AELU協会長らも来賓として出席。大会は、各国選手団の入場行進で大会の幕が切って落とされ、25日までの2日間にわたって行われた。
 参加各国の国旗掲揚式の後、開催国を代表して玉城正一・ペルーゲートボール協会長が「本大会に参加された各国代表選手団の皆さんには、日ごろの練習の成果をいかんなく発揮し、競技を通じてお互いの親睦(しんぼく)を深めていただきたい」と述べた。
 大会には6カ国から合計58チーム(ブラジル10チーム、ウルグアイ2チーム、アルゼンチン3チーム、パラグアイ3チーム、ボリビア2チーム、ペルー38チーム)が参加し、熱戦を繰り広げた。
 70歳以上のマスターと70歳以下のフリーの2階級に分けて行われた競技は、2日間の熱戦の結果、フリーの部では圧倒的な出場選手数を誇るペルーチームのオキナワGがチャンピオンの栄冠に輝き、2位には同じくペルー代表の日協Fチームが入り、3位はアルゼンチン代表チームだった。またマスターの部ではブラジル代表チームが優勝、2位にペルー代表のAELUチーム、3位にアルゼンチンチームが入った。
(赤嶺光弘通信員)