【ワシントンD・C】400人参加盛大に 沖縄会新春会、芸能を堪能


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子どもたちがパーランクーを手にエイサーを踊ったワシントンDC沖縄会の新春会

 ワシントンDC沖縄会(安里逸子会長)の恒例の新春会が3月24日、公立学校を借り切り400人が出席して開催された。今年は、来年の県人会創立25周年記念に向け、沖縄芸能を観客にじっくりと堪能してもらおうと、余興は講堂で行われた。
 ワシントンDC沖縄会(安里逸子会長)の恒例の新春会が3月24日、公立学校を借り切り400人が出席して開催された。今年は、来年の県人会創立25周年記念に向け、沖縄芸能を観客にじっくりと堪能してもらおうと、余興は講堂で行われた。
 新春会はワシントンDCの三線グループの演奏による「かぎやで風」の舞で幕が開いた。沖縄から駆けつけた玉城流、翔節会の教師の金城平枝さん(金武出身)、山城吉美さん(金武出身)、渡辺洋子さん(糸満出身)、新里恵利子さん(金武出身)とともに地元の門下生が「寿の舞」や「かせかけ」、「鳩間節」などを優雅に舞い、会に花を添えた。
 県人会では、73歳のトゥシビーを迎えた会員6人に記念品を贈呈し、亥(い)年生まれの人たちに花を贈った。出席者らは、料理に舌鼓を打ちながら和気あいあいと親ぼくを深めた。
 安里会長は「(会員が)160余世帯に増えた沖縄会が地域社会との交流や会員の教育支援などを行い相互支援の団体として活動していきたい」とあいさつした。
 (鈴木多美子通信員)