那覇国際が優秀賞 放送部門、3年連続の快挙


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<高文祭で優秀賞>全身で喜びを表す那覇国際高校映画研究部の杉浦みどりさん(右)と上原尚大君=31日、茨城県日立市の日立シビックセンター

 【茨城で長浜良起】全国高校総合文化祭最終日の31日、日立市の日立シビックセンターで開催されていた「放送部門ビデオメッセージ部門」で、那覇国際高校の短編映像作品「恋武術(こぶじゅつ)ガール」が優秀賞(1位相当)を受賞した。96作品中8作品に贈られた。

同校の受賞は3年連続3回目。24日にNHK杯全国高校放送コンテスト創作ラジオドラマ部門で全国一を射止めたばかりで連続快挙となった。編集を担当した上原尚大(なおひろ)君(2年)は「自信こそあったが、突然の受賞発表に驚いて声が出なかった」と喜んだ。
 水戸市の県立県民文化センターでは吹奏楽部門2日目に那覇高校が出場した。1年生が主体の60人は安里屋ユンタをサンバ調にアレンジした「安里屋さんば」の演奏でパーランクーを打ち鳴らすなどし、沖縄の太陽をイメージさせる明朗なステージで約800人の観客を盛り上げた。
 つくば市のノバホールでは合唱部門で沖縄尚学高校が沖縄民謡「谷茶前」などを混声四部で披露した。
 全国高文祭は来年度、滋賀県で開催される。