【台湾】モズク、注目浴びる 台北で「日本和風節」


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沖縄から黒糖やもろみ酢など約10品が展示販売された「日本和風節」=台北市内

 日本の商品を展示販売する「日本和風節」が3月20日から4月1日まで、台北市内にある太平洋SOGOデパートで開催された。沖縄からは沖縄県物産公社などが黒糖やもろみ酢、モズクを主原料とした化粧品など約10品を出品した。今回の目玉は、タコライスや紅芋揚げ団子、モズクてんぷらなどの実演販売。もずくは体に良いだけではなく、美肌効果があるということで20代から50代の女性を中心に注目を浴びていた。
 一番の売れ筋商品は黒糖であったが、今回はモズクの量り売りも行われ、黒糖とともに人気を集めた。客層の8割が台湾人。訪れた人からは物産展を毎年、楽しみにしているという声が出た。
 沖縄県物産公社は日本和風節に引き続き、今月中旬から、台北市内のSOGOデパート新館内にあるCity・superでも沖縄物産展を予定している。同公社の与那覇義隆さんは「黒糖以外の商品も紹介していきたい」と意気込みを語った。
(文・写真=砂川法子)