【アメリカ】活性化へ手応え 北米県人会婦人部、親ぼく会にぎわう


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
婦人部の親ぼく会で話す呉屋君子婦人部長(右)=米カリフォルニア州ガーデナ市の北米沖縄県人会会館

 北米沖縄県人会婦人部(呉屋君子部長)はこのほど、カリフォルニア州ガーデナ市にある北米沖縄県人会会館で行事初めを兼ねた親ぼく会を開催した。会には100人が出席。宮城能松琉球舞踊研究所門下生による琉球舞踊が披露されたほか、カラオケやビンゴなどに興じた。
 婦人部は年初めのミーティングで年間行事日程表を作成。親ぼく会をはじめ、料理教室、クラフト教室、1日バス旅行、基金募集のためのインディアン・カジノ行きと盛りだくさんのスケジュールを組む。
 呉屋部長は「2006年度は糸満市の婦人会29人を迎えて、親ぼく会を開催し交流した。とても楽しく有意義な1日でした。今後とも、時代の推移に適応した楽しい婦人部を目指し、母県、沖縄婦人会とのきずなを大切にして積極的に交流を深めていきたい」と語った。
 15年前の婦人部は大盛会だったが、会員の高齢化に伴い、徐々に会員が減少。小休止状態に陥った。04年に比嘉朝儀元県人会長が新年親ぼく会の年頭あいさつで婦人部の活性化を公約。翌年、当銘貞夫前県人会長によって本格的に婦人部入会を募った。
 現在、婦人部には149人の会員が在籍している。
(当銘貞夫通信員)