【ボリビア】井上光美さん入選 昨年の第16回琉歌大賞


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琉歌大賞に入選した井上光美さん(右)=3月、オキナワ第1日ボ学校

 昨年の第16回琉歌大賞(主催・同実行委員会、共催・恩納村、村商工会、琉球新報社)で、ボリビアの沖縄第一移住地からも1人の受賞者がおり、賞状と賞品がこのほど、オキナワ第1日ボ学校で受賞者に手渡された。受賞は一昨年に引き続き2度目。
 オキナワ第1日ボ学校では同大賞への参加取り組みを一昨年から始めている。今回は沖縄県派遣教師の松尾剛教諭の指導の下、移住地から13首を出品。当時、小学6年生の井上光美さんの作品が入選した。
 井上さんは、移住地の大地の広さを通して、村の人々の心の広さを表現。松尾教諭は受賞者が出たことを喜びながら、「次回はもっとたくさんの作品を応募してもらいたい」と語った。
 さらに他の作文コンクールなどにも応募して、日本語力を高めてほしいと、児童生徒たちを励ましていた。