【名護】県立北部農林高校(中石直木校長)の学園祭が9月27日、名護市の同校で開催され、生徒らが手作りした巨大な横断幕が訪れた市民らを出迎えた。
縦6メートル、横4メートルでひときわ目を引く巨大アート。部活動や授業、学校行事など学校生活の日常を生徒自らが撮影した写真2千枚をアイロンプリントし作製した。学園祭のテーマでもある「青春」の文字をくっきりと浮かび上がらせた。
全日制の生徒会(大城千佳会長)が呉屋菜美子教諭の指導の下、取り組んだ。大城会長は「学校生活の思い出を1枚に凝縮できた」と満足げ。作製の中心となった食品科学科2年の比嘉まなみさんと平安山優菜さんは「放課後遅くまで残り、手作りで仕上げていった。撮影も苦労が多かった」と振り返り「先生や生徒、みんなの協力で最高の出来になった」とうれしそうに話した。