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ペルー沖縄婦人会の2007―08年度会長・役員幹部の就任式がこのほど、県人会館西銘順治大ホールで行われ、赤嶺貴子日系婦人会長、フアン島袋県人会長ほか、県人会顧問、婦人会相談役、各市町村評議委員ら多数の会員が出席した。
新会長には、2世のエレーナ崎原(旧姓・小橋川)さんが就任。3月8日に開かれた総会で立候補届を提出していた崎原さんを会員74人が全会一致で、可決した。
崎原さんの父、小橋川ユウコウさんと母、ヨシさんは西原町出身。崎原さんは13人きょうだいの8番目としてラ・ビクトリア区に生まれ、高校卒業後は父の小橋川さんが経営する台所用器具製作所を手伝う。結婚後、パン屋を切り盛りしながら4人の子を育てた。
2000年から3年間、婦人会広報部長として活動、その後3年間、会計を務めた。昨年は副会長として、前会長の徳村直子さんを側面から支えた。
温厚な人柄は誰からも慕われている崎原さん。就任にあたって「婦人会のモットーとする、勤勉、融和、奉仕活動の精神を前面に押し出して今後の活動にあたっていきたい。微力ながらも婦人の地位向上のため全力を注いでいきたい」と抱負を語った。
新役員は以下の通り。(敬称略)
相談役・徳村直子、会長・エレーナ崎原、副会長・新垣ひろみ、幹事長・アナ比嘉、会計・エンリケッタ真栄喜、組織企画部長・イサベル又吉、文化部長・仲田和子、演芸部長・小波津和江、社会福祉部長・玉城房江、国際交流部長・上江州ミエ、広報部長・グラデイス當山、運動部長・セリーナ島袋。
(赤嶺光弘通信員)