【東京】年明けから始まるプロスポーツキャンプのシーズンに向け、県文化観光スポーツ部は25日、期間中の観光客促進を促す「スポキャンオキナワ2015」を開始し、都内で記者会見を開いた。
期間中にプロ野球やサッカーなどの球団を紹介するウェブサイトを立ち上げ、キャンプの練習メニューなど詳細な情報を発信するとともに、プロ野球選手OBの野球クリニックなどを予定している。
事業は県のスポーツツーリズム戦略推進事業の一環。県の渡久地一浩スポーツ振興課長は「冬場の沖縄は多くの選手でにぎわうスポーツアイランドとして沖縄はふさわしいホットな魅力にあふれた所だ。多くの情報を発信し、訪問者の利便性の向上に努めたい」と述べた。
会見では元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏、元プロ野球選手の山崎武司氏、タレントの松村邦洋氏によるトークセッションもあり、3氏は沖縄の魅力を語った。
同事業は2015年2月までの予定で、サッカー、陸上OBのキャンプ体験ツアーなども企画。野球のバットやグラブ職人が沖縄のプロ野球キャンプ地を訪れ、職人の技を間近で見られる機会の設定も予定している。