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子どもたちに地域のことを知ってもらおうと、沖縄国際大生でつくる「YUI Project(ユイ・プロジェクト)」(牧森将平代表)は11~12月にかけて、那覇市長田の長田児童クラブを利用する子どもたちと一緒に地域マップを作成した。
子どもたちは地域を散策して気付いたことや発見したことなどを地図に書き込み、「近くのお店がどんなものを売っているか、勉強になった」と充実した表情を見せた。
ユイ・プロジェクトは子どもたちに外で遊ぶことの魅力や、体を使って遊ぶことの大切さを伝えることを目的に今年4月に結成した。これまで学童施設に体育用品を寄贈するなどしてきた。
子どもたちはプロジェクトのメンバーと一緒に市長田の路地などを歩き、地域のお店の店主に何を売っているかなどをインタビューした。聞き取った内容を基に、模造紙に児童クラブ周辺の地図を書いていった。
上間小6年の小波本和純君(11)は「猫のたまり場を発見できたので、地図に書いた」と笑顔を見せ、同6年の金城瑠華さん(11)は「リサイクルショップにインタビューできたのが印象深かった」と話した。
同プロジェクトの奥原彰太さん(21)=沖国大3年=は「子どもたちならではの感性に触れることができて、勉強になった」と語った。