伊良部大橋開通祝い記念碑建立 沖縄宮古郷友連合会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
伊良部大橋開通記念碑の建立を喜ぶ沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長(右から2人目)ら=28日、宮古島市伊良部

 【宮古島】31日の伊良部大橋開通を祝おうと、沖縄宮古郷友連合会(古波蔵和夫会長)は28日、伊良部島の「ヤマトブー大岩」そばに開通記念碑を建立した。

古波蔵会長は「在沖郷友約7万人も大橋の実現を喜んでいる。伊良部島、宮古全域が発展する契機になってほしい」と期待を込めた。
 記念碑は台座も含めると縦2・5メートルで、宮古トラバーチン(琉球石灰岩)製。建立費用は会員の寄付で賄った。
 古波蔵会長は、大橋開通で、下地島の活用の可能性も広がり伊良部地域の観光活性化が期待できるとし「生活レベルが一段上がるのではないか」と語った。
 同連合会の宮國育男副会長は「郷友はみんな、古里に熱い思いをもっている。その思いを島に刻み、島民と共に祝いたい」と笑顔で話した。