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【浦添】浦添市港川の自然海岸(通称・カーミージー)での自然観察会を実施する市民団体「カーミージーの海で遊び隊」がこのほど、カーミージーに生息する海の生き物63種類を記載したパンフレットを作製した。
2日に地元の港川小を訪れ、3・4年生全員分のパンフレットを手渡した浪岡光雄代表は「家族と一緒に海に遊びに来て」と呼び掛けた。
第14回浦添市まちづくりプラン賞の助成を受けた事業。パンフレットはA3サイズの両面カラーで、3500部を発行して観察会に活用するほか、2600部を市内全小学校に配布する。
カーミージーのイノー(礁池)で見られる代表的な生物を「魚」「カニ・ヤドカリ・シャコ」「サンゴ」などの仲間に分類。毒のある危険な生物にはドクロ、希少種や食べるとおいしい生き物にはハートや星のマークを添える。
大阪出身で沖縄に移住した浪岡さんが、撮りためた写真で構成し、周辺海域の地図も載せた。「学習意欲を高める工夫をした。実際にはこの100倍の生物がいるから63種類に絞るのに苦労した」と語った。
22日午後3時からはカーミージーで生物観察会を開催する。問い合わせは(電話)098(875)8577。