名護商工3人、全国1位 楽天IT甲子園トラベル版


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楽天IT学校甲子園トラベル版で全国のトップに立った名護商工高校の(左から)上原美里さん、上原佑季さん、上間菜乃花さん=6日、名護市の同校

 【名護】全国の高校がインターネットでの観光商品力を競う「楽天IT学校甲子園トラベル版」があり、名護商工高校ビジネス情報科3年の3生徒が最優秀賞に輝いた。旅行に特化した部門は初の企画。新婚旅行での一ページをテーマに、海などの遊びや地元食材の食事など、やんばるの魅力発信を目指した。生徒らは6日、学校側に報告し「利用者に喜んでもらえる沖縄らしい旅行商品が提案できた」と初代チャンピオンを喜んだ。

 学校代表で参加しプレゼンテーションしたのは上原美里さん、上原佑季さん、上間菜乃花さん。作製した商品では満足度を重視した。オリジナルの琉球ガラス作り体験を組み入れ「2人の絆を深め、心にも形にも残る最高の思い出づくり」を演出したという。
 インターネット通販大手の楽天(東京)が全国でネットによる商品取引についての授業を展開。参加した各校を対象に3日、全国コンテストを福岡で実施した。
 初代チャンピオンの3人は「どのようなプランなら商品として選んでもらえるのか試行錯誤した。地元の良さが再認識できた」と話した。指導した新垣了教諭と上原健吾教諭は「宿泊プランの作成という難しいテーマをしっかりまとめていた。発表も堂々としていた」と評価した。當真樹教頭も「後輩の手本や励みになる賞だ」とたたえた。