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琉球王国時代の婚礼作法を再現した公開挙式「りゅう婚in国際通り&てんぶす那覇」が8日、那覇市の国際通りとてんぶす那覇で実施された。ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューが開業40周年記念として主催した。応募した40組から選ばれた新郎の津波吉作(よしとも)さん(24)=読谷村=と新婦の若菜さん(25)が鮮やかな琉装を身にまとい古式ゆかしい婚礼を挙げ、新たな人生の門出に多くの祝福を受けた。
「ニービチ行列」では、那覇市のむつみ橋から旗頭を先頭に新郎新婦、親族らが並んで歩いた。駆け付けた友人たちに声を掛けられ照れくさそうな様子だった。その後、てんぶす那覇前広場で婚礼儀式が行われた。新郎新婦が1枚の着物を羽織る「スディヌチャーシーの儀」などがあり、締めのカチャーシーは見学していた通行人や観光客も一緒に結婚を祝った。
津波さんは「笑いが絶えない家庭をつくりたい」と話した。応募した若菜さんは「多くの人に囲まれて幸せ」と終始笑顔だった。
英文へ→Okinawan couple holds a Ryukyuan wedding on Kokusai Street