来月10日、なでしこ公式戦 南城市でINAC対ベガルタ


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なでしこリーグの公式戦の開催を発表する古謝景春市長(右から3人目)ら=7日、南城市陸上競技場

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグの公式戦、INAC神戸レオネッサ対ベガルタ仙台レディース(主催・日本サッカー協会、日本女子サッカーリーグ、共催・琉球新報社、株式会社杉元)が5月10日正午から南城市陸上競技場で開催される。

同市の古謝景春市長など関係者が7日、会見を開いて試合に向けた思いなどを語った。
 なでしこリーグの公式戦が開催されるのは昨年7月に続いて2度目。INAC神戸は元FC琉球監督の松田岳夫氏が今季から指揮を執る。仙台には県出身の高良亮子と嘉数飛鳥が在籍している。古謝市長は「人気の高い神戸と沖縄の選手がいる仙台の試合が県内で開催されることで、青少年の健全育成にも寄与できる」と期待を込めた。
 INAC神戸の山下恭典ゼネラルマネジャーは「5月の試合まで負けないようにチームを引っ張りたい。必ず勝って南城市に恩返しをする」と決意を述べた。県サッカー協会の具志堅朗会長は「県内の女子サッカー選手やサッカーファミリーが会場に足を運んで、両チームに声援を送ってほしい」と大勢の来場を呼び掛けた。