【伊江】ことしで20回目の節目を迎えた伊江島ゆり祭り(同実行委員会主催)が行われているリリーフィールド公園で、約6万株のテッポウユリが見頃を迎え、来場者の目を楽しませている。5月6日まで。
園内はテッポウユリの「白いじゅうたん」に覆われ、夕暮れから夜にかけて会場は甘い香りが漂う。「世界のゆり花壇」も75品種がそろい、多くのつぼみを付けている状態。これからピンクや黄色など色とりどりの珍しいユリが咲く予定で、大型連休まで十分に花見が楽しめそうだ。
会場近くのフラワーガーデン古堅農園(古堅潔代表)もコスモスやヒマワリなど約60種類が満開となり、心地よい風に花々が揺れている。伊江島ハイビスカス園も近隣にあり、千品種以上の花々が楽しめ、島全体が花に包まれる。
大型連休中、ゆり祭り会場では多彩なステージイベントが催され、フェリーも増便される。村のホームページで祭りのイベントやフェリーの運航時刻など発信している。本部港周辺には臨時駐車場を設けている。
祭りの問い合わせは同実行委員会(電話)0980(49)2906。船舶の問い合わせは(電話)0980(49)2255。
(金城幸人通信員)