【アルゼンチン】100年祭へ米須会長再任


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理事の選出などがあった在亜沖縄県人連合会の定期総会=5月25日、アルゼンチン・ブエノスアイレス市

 アルゼンチンの独立革命記念日の5月25日、在亜沖縄県人連合会はブエノスアイレス市にある本会館で、第52回定期総会を開催した。この日は冬を思わせる寒さとなったが、参加者は昨年と同様、約50人だった。総会後、臨時理事会も開き、来年、移民100年祭を控えていることから米須清文会長を再任。他の幹部も副幹事を除いて留任となった。
 総会では議長に玉城昌一さん、副議長に山城剛男さんの2人を選出。会務報告と審議を行い、異議なしで承認された。続いて会計報告が行われ、比嘉マルセロ会計の黒字報告を受けて、会場からは拍手がわき起こった。
 役員改選では、30人の理事の半数と3人の会計監査が選出された。理事の多くは4、5年前までは市町村人会推薦だったが、2世の時代になって故郷の意識が薄れてきた。今回の選出で1世と2世が半々となった。1世も幼いときに移住してきており、「準2世」といっても過言ではなく、世代交代が進んでいる。
 承認された理事は次の通り。(敬称略)
 【理事】座喜味アルベルト(宜野湾市)、金城リカルド(与那原町)、古堅宗元(読谷村)、呉屋盛善(西原町)、屋嘉宗憲(名護市)、玉城智(理事会)、大城昇(同)、上原フリオ(同)、比嘉ロベルト(同)、東江ロベルト(同)、屋宜宣順(同)、親泊ロベルト(同)、伊礼繁雄(同)、安慶名エミリオ(同)
 【会計監査】仲村実吉(北部)、渡嘉敷アルベルト(中部)、又吉信康(南部)
 (新垣善太郎通信員)