世界タヒチアン出場へ 北谷「プアヒナノ」の131人


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<タヒチアンダンス>多彩な演目で多くの観客を魅了したプアヒナノ=6月28日、北谷町の美浜メディアステーション

 【北谷】7月13~15の3日間、ポリネシアのタヒチ島で開催されるタヒチアンダンスの世界大会「ヘイバイタヒチ2015」に、北谷町のダンスクラブ「プアヒナノ」(堀内プアラニ保子代表)が日本代表として初出場する。

28日、激励を兼ねた公開練習が北谷町の美浜メディアステーションで行われ、多彩な演目が披露された。堀内代表は「世界大会は夢の舞台だった。与えられた時間をかみしめて楽しみたい」と意気込みを語った。
 プアヒナノは昨年9月に行われた全国大会で総合優勝を果たした。これまでにも全国トップクラスの成績を残しており、世界大会への出場が決まった。3歳から60代までの多世代で構成するプアヒナノのメンバー131人は、振り付けに歌詞の意味を込めたスローテンポの「アフロア」、アップテンポの「アパリマ」、ドラムの演奏に合わせ自由に踊る「オテア」の3部門を織り交ぜた約30分間の演舞を披露する予定だ。
 また即興で演奏されるドラムに合わせ、即興で踊るソロ部門にも13人が出場する。ソロ部門に出場する儀間貴哉(よしちか)さん(25)は「目標は優勝。本場の雰囲気を楽しみながら踊りたい」と抱負を語った。