塩屋湾 明かり幻想的に　８４６本、ろうそく照らす

　【大宜味】塩屋湾の水面や外周を８４６本のろうそくの明かりが彩る「キャンドルナイトｉｎサーベイ」（同実行委員会主催）が４日、同村白浜区特設会場で開かれた。

カップルや家族連れなど多くの人でにぎわい、幻想的に揺れるろうそくの明かりに見入ったり、写真を撮ったりしていた。
　今回で２回目の開催。宮城功光村長は「ろうそくの火と一緒に塩屋湾の風景を目に焼き付けてほしい」とあいさつした。
　午後７時に点灯し、空が暗くなるにつれ、ろうそくの明かりの美しさが際立っていった。ろうそくの火が消えないように包むペットボトルは、県内各地の協力者から寄せられたという。
　白浜区の親川富成（とみしげ）区長は「塩屋湾に親しんでほしい。自然を大事にし、湾に生き物が増えると地域にも人が集まる」と話した。沖縄市から家族や友人と来た與那覇和真ちゃん（４）は「ろうそくが多い。きれい」と楽しそうに話した。