第97回全国高校野球選手権沖縄大会は19日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝を行い、第1シードの興南が第2シードの糸満を4-2で破り、全国のトップを切って甲子園代表校となった。
興南の優勝は5年ぶり11度目。夏の甲子園出場は史上6校目の春夏連覇を達成した2010年以来で、10度目となる(1967年は南九州予選敗退)。
興南は1点を追う五回、代打・二宮尚寛の右前適時打と比屋根雅也の犠飛で2点を奪って試合をひっくり返した。直後の六回表に同点とされたが、その裏に1死二塁から喜納朝規が左翼線に運ぶ適時二塁打で勝ち越しに成功。七回にも1点を加えてリードを広げた。エースの比屋根は粘りの投球で2失点完投し勝利に貢献した。
全国高校野球選手権大会は8月3日に組み合わせ抽選会があり、6日から15日間、兵庫県の甲子園球場で行われる。