12人の「詩人」たたえる 「神のバトン賞」表彰式


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第13回神のバトン賞に入賞した児童生徒ら=21日午後、那覇市天久の琉球新報社

 県内の小中高校生を対象とした詩の賞、第13回神のバトン賞(琉球新報社主催)の表彰式が21日、那覇市天久の琉球新報社で開かれた。表彰状を受け取った児童生徒は心を込めて自身の入賞作を朗読、感性あふれる言葉と表現で家族や学校関係者を魅了した。入賞者は12人。

 神のバトン賞が贈られたのは、仲山忠扶(ただもと)君(八重山商工高3年)、屋比久悠志君(石田中3年)、知念杏香さん(とよみ小5年)、大城日華さん(玉城小3年)の4人。
 佳作は、富田愛永(まなえ)さん(豊見城高3年)、新垣昌治君(西崎特別支援学校高等部3年)、山川実玖(みく)さん(石田中2年)、野島成(じょう)君(琉大付属中3年)、知念翔也君(玉城小4年)、照屋友梨さん(同)、南孝之輔君(平真小2年)、宮里菜々さん(玉城小3年)の8人。
 選考委員の松原敏夫さんと市原千佳子さんが選考経過を報告した。松原さんは「詩は感じたことをいかに自分の言葉で表現するかだ。皆さんの詩はそこが優れている」とたたえた。市原さんは「詩は魔法の力がある。これからもいい詩を書いてください」と呼び掛けた。