ピチピチ魚に歓声 親子ら、漁から販売まで体験


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<食育事業>水揚げされた魚を手に笑顔の子どもたち=29日、読谷村都屋漁港の第八よみたん丸

 子どもたちを中心に食の力を付けようと、琉球新報社とコープおきなわ主催の「定置網漁・水産物の加工流通体験」が29日、読谷村の都屋漁港で行われた。

親子連れら24人が参加し、定置網漁ではグルクマーやミジュンなどの大漁に歓声を上げた。
 琉球新報社が行う農林水産省・消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業の一環。同漁港で競りを見学したほか、隣接する寿味屋食品でかまぼこ作り、コープ牧港店で商品販売や刺し身への加工を体験するなど、漁から商品作り、販売まで一連の流れを学んだ。
 父親と参加した志真志小6年の玉城虎大郎君は「網上げではコバンザメやウミガメにも触れたので楽しかった。食事を作るまではいろんな人が関わり、大変だと思った」と話した。同体験は30日、8月6日も開催される。