WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)アルゼンチンの会員が出資し設立した共進貿易(屋宜宣太郎社長)が、支社としてブラジルに設立した日南貿易が16日から、本格的に営業を開始した。まずはニンニク22トンをアルゼンチンから輸出、販売する。
屋宜宣太郎共進貿易社長は、営業開始にあたり出資者、本紙通信員と沖縄タイムス通信員を在亜沖縄県人連合会館のレストランに招き、出荷までの経過や仕事内容などを紹介した。
日南貿易は現在、臨時的措置として営業支配人に進藤マルセロさんを配置。ブラジルの県系人も加え、販売開始に向け準備している。
ニンニクは1箱10キロずつに分けられ、2200箱をトラック1台で1週間かけてブラジルまで運んだという。近く2回目も出荷の予定だ。
(新垣善太郎通信員)