在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は「父の日」にあたる6月17日、沖県連会館の大サロンで第3回すき焼き大会を盛大に開催した。出席者は約550人。会場にはすき焼きの蒸気が立ち込め、大会の雰囲気を醸し出していた。今回、県人会会員の知り合いのアルゼンチン人約50人も参加、国際交流にもなった。
大会では、すき焼きの材料となる野菜、豆腐、牛肉、卵、コンニャクなどが山を成すほど大量に準備された。それに加え、ご飯も炊飯器10台をフル稼働させ、何回も炊いていた。恐らくすき焼きでは世界一大きく、ギネス級ではないかと思われる。
ワインや飲み物と一緒にたらふく食べた後は、炭坑節や日本舞踊、タンゴなどを踊って参加者は満足した様子だった。
「父の日」にこうして1カ所に集まって何かをするということは1世の時代ではできなかった。2世の参加が多くなり、家族集まって父の日を祝おうと、こういった行事を利用しているかのように思われる。
(新垣善太郎通信員)