【ブラジル】ミス琉装に安谷屋さん 県人会郷土祭り


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ミス琉装に選ばれた(左から)比嘉、新垣、安谷屋、赤嶺さんの4人

 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の第20回郷土祭りが8日、ジアデーマ市の沖縄文化センターで開かれた。
 恒例のミス琉装コンテストも行われ、19人の候補者が参加。審査の結果、ミス琉装2007に安谷屋ゆかり・カロリーネさん(18)=2世、薬学部在学中=が選ばれた。2位には赤嶺ゆかり・ミシェリさん(19)=2世、服飾学科在学中、3位に新垣さゆり・スザナさん=4世、父母は中城村出身、候補者同士が選ぶミス・シンパチアには比嘉はつみさん(28)=2世=がそれぞれ選ばれた。
 ミス琉装に選ばれた安谷屋さんは「参加者の皆とも友達になれ、本当にうれしい。ミス琉装に選ばれ、より一層ウチナーンチュの心を伝えていきたい」と喜びを語った。
 ことしのミス琉装には、サンパウロだけでなくブラジリアやオズワルド・クルス、クリチーバなどの遠方からも参加するなど、高い人気ぶりを示した。コンテスト会場には、候補者の家族や友人らが詰めかけ、声援が響き渡った。
 コンテストのほか、郷土祭り第1部では、レキオス芸能同好会エイサー太鼓や琉球國祭り太鼓のメンバーらが、勇壮なエイサーと太鼓を披露。「ヒィーヤー・サーサー」という大きな声と太鼓の音を鳴り響かせた。
 会場となった沖縄文化センター運動場では、快晴の強い日差しの中、約300本の沖縄桜も満開で、参加者らの目を楽しませていた。
(上間優年通信員)