【ブラジル】ゲートボールで絆深める 32チームが熱戦


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総合優勝し県議会議長杯を贈られた宮平初子チーム

 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の第18回支部対抗ゲートボール大会が1日、ビラカロン支部会館前の協友コートで開かれた。大会には10支部から高齢者の部15チーム、壮年の部17チームの合計32チーム(160人)が参加し、熱戦を繰り広げた。

 大会は、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)主催のゲートボール大会と九州ブロック・ゲートボール大会への沖縄県人会代表参加チームの選抜も兼ねて実施された。
 競技の結果、高齢者の部はサンマテウス支部・宮里清勝チーム、壮年の部はビラカロン支部協友・宮平初子チームがそれぞれ優勝した。
 総合優勝を飾った宮平チームは、沖縄県議会議長杯を獲得した。
 開会式では、金城保任副実行委員長の開会宣言の後、先亡者に1分間の黙とうをささげた。
 与儀会長は「県人会の恒例行事で、皆さんの協力で18回目を迎えることができた。これからもゲートボールを通してウチナーンチュの絆(きずな)を強めてほしい」とあいさつし、参加者を激励した。
 大会の結果、県連大会、九州ブロック大会への出場権を獲得したのは次の通り。
 【高齢者の部】宮里清勝チーム、長嶺明広チーム(ビラカロン支部)、具志堅仁一チーム(カショエイラ支部)、山城貞雄チーム(カザベルデ支部)、補欠=野原進栄チーム(カショエイラ支部)
 【壮年の部】宮平初子チーム、上江洲ナエチーム(サンマテウス支部)、米須清栄チーム(ビラカロン支部)、新城安盛チーム(サントアンドレ支部)、仲間守チーム(カザベルデ支部)、仲松貞雄チーム(ビラカロン支部)、補欠=小浜守栄チーム(ビラカロン支部)
 (与那嶺恵子通信員)