【ボリビア】合同演奏楽しむ 3地域の三線愛好会が交流


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ボリビアのオキナワ移住地の2つの三線愛好会が合同で開いた交流会=8日、第1地域

 ボリビアのオキナワ移住地第1地域の三線愛好会と第2・第3地域の三線愛好会が8日午後、第1地域にある熱田カラオケ店を会場に交流会を開いた。会には18人が参加。「かぎやで風節」「ごえん節」などの合同演奏やカラオケ、三線、民謡談議などを楽しんだ。

 2つの三線愛好会は、これまでにも移住地主催の行事などで一緒に演奏をするため、合同練習を行ってきた。今回は純粋に親睦(しんぼく)、交流を目的に集まった。第1地域三線愛好会の比嘉敬光さんは「念願だったこのような交流の時を初めて持つことができてうれしい」とあいさつした。
 第3移住地在住の新城真栄さんは、来年のブラジルの県人移住100周年記念行事に参加する民謡歌手を移住地に招くイベントの可能性や、「移住地の三線愛好者で月1度の合同練習や交流の機会を持ちたい」と、今後の交流拡大に期待した。
 (木内一夫通信員)