【アルゼンチン】ヤギ汁大会収益を寄付 移民100年祭に


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ヤギ汁を楽しむ会員ら=22日、うるま園の休息所

 在アルゼンチン・ボリビア親睦(しんぼく)会は22日、ブエノスアイレス市郊外の在亜沖縄県人連合の運動場「うるま園」でヤギ汁大会を開催した。2匹の雄ヤギを調理、参加者は沖縄の「命薬(ぬちぐすい)」といわれるヤギ汁を堪能した。

ヤギ汁は1杯10ペソ(米ドルで約3ドル33セント)で販売、収益金の一部を来年開催される移民100周年祭典に役立ててもらおうと寄付した。
 総売上金は700ペソ余。500ペソは100年祭に、残りはうるま園維持費として寄付ということになり、仲村渠定幸ボリビア親睦会長から移民100周年実行委員会副委員長の安次富寛全さんに手渡された。仲村渠さんは「金額は大変少なく恐縮ですが、今日集まっていただいた方々の心からの贈り物だと受け取ってください」と述べた。
 (新垣善太郎通信員)