【ペルー】太陽の下、レクで親ぼく 婦人会が冬の「清遊会」


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記念写真に納まる冬季清遊会の参加者たち=8月9日、エル・ボスケ・カントリークラブ

 ペルー沖縄婦人会(エレーナ崎原会長)の恒例の冬の清遊会が、リマ市東北部のチョーシカにある広大なエル・ボスケ・カントリークラブで開催され、会員150人が参加した。

冬季清遊会は曇り空が続くリマの冬場に、太陽を浴び、懇親を深めようと開催されているもので、今回で3回目。参加者らは、太陽がさんさんと降り注ぐアンデスのふもとの町で、家事から離れ、雄大な自然とおいしい料理、レクリエーションなどを楽しんだ。
 リマの冬は、どんよりとした雲が垂れ下がり、ほとんど太陽が顔を出すことが少ない。南から上ってくる冷たいフンボルト海流が沖で暖められ、雲となって大陸に押し寄せる。その影響でリマ市近郊は冬の間中、今にも降り出しそうなどんよりとした厚い雲に覆われる。
 清遊会が開かれたチョーシカは、リマ市内から車で小1時間。アンデスのふもと、標高1000メートルの、高山に囲まれ、青空が広がっている。バス3台に分乗し会場に到着した会員らは、着ていた分厚いセーターや上着などを脱ぎ捨て、軽装に早変わり。太陽を浴びながら、さまざまなレクリエーションを楽しんだ。昼食の焼き肉も評判で、緑に囲まれた広大なボスケの中をウオーキングをしたり、ダンスなども行われ、自然と交流を堪能していた。
(赤嶺光弘通信員)