【アメリカ】舞踊で沖縄アピール 2世ウイークパレード


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2世ウイーク・パレードで舞踊を披露する県人会芸能部=19日、ロサンゼルスのリトル東京

 第67回2世ウイーク・パレードが19日、ロサンゼルスのダウンタウンで盛大に開催された。初の青森県の「ねぶた祭り」のねぶたの参加もあり、例年の3倍を超す観衆がダウンタウンの2街、1街を埋め尽くした。
 パレードには嘉手納出身で南加県人会協議会会長の沢岻安和さん(75)がオープンカーで参加。そのほか沖縄県人会から真境名愛子、与那嶺恵子、新垣幸子、宮城能松、沼田美智子各グループの門下生ウイーク40人が、まとめ役の芸能部舞踊担当・功野洋子さんを先頭に、ベストを着て扇子を手にパレードの音楽に合わせて踊り、沖縄をアピールした。

 また「北米沖縄県人会」のバナーや、各部ののぼりなどを持ってケン・神谷会長や役員ら、青壮年部員ら総勢60人が行進。旧具志川市出身の天願末春・友香姉妹、2世ウイーク祭準ミスに輝いた北米沖縄県人会会員の上地サトルさんの娘、サキさんも参加し、パレードに華を添えた。
 今パレードの目玉となったねぶたは、風林火山で有名な武田信玄像を前面に、後ろには虎を表現したもので、初パレードに、道路を埋め尽くした大観衆は酔いしれていた。(当銘貞夫通信員)