【ブラジル】エイサーで慰問 沖尚高生、援護協会施設で


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 ブラジル聖州にあるコレージオ・ブラジリア高校(坂本・久場綾子校長)と姉妹提携を結んでいる沖縄尚学高校のスタディツアー交流団(12人)が8月23日、サンパウロ日伯援護協会の傘下施設のあけぼのホームとやすらぎホームを訪問し、エイサーを披露するなど入所者らを慰問した。
 あけぼのホームでは施設に勤務する高井奈穂国際協力事業団(JICA)青年ボランティアの案内で施設を見学。ホームのサロンで日ごろの練習で培ったエイサーを披露し、入居者らから大きな拍手を受けた。
 エイサーの後、生徒代表の池原有貴さん(16)から同ホームの武宮・佐藤隆子先生(53)=福島県出身=に記念品が贈られた。
 池原さんは「今回、ブラジルに来て皆さんがどんなに苦労したか勉強になりました。その皆さんの前で沖縄の伝統芸能であるエイサーを踊ることができてうれしい」と、あいさつした。(上間優年通信員)