【ボリビア】ブラジルへ親睦旅行 オキナワ移住地の婦人会


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 ボリビアのオキナワ移住地連合婦人会(真栄城まゆみ会長)は、7日から10日にかけてブラジルのマットグロソドスル州カンポグランデまでパセオ(親睦(しんぼく)旅行)を行った。
 津坂涼子団長ら一行27人は、7日早朝6時半ごろにカンポグランデ空港に到着。早朝にもかかわらず、比嘉敏夫民間親善大使など十数人の出迎えを受けた。
 7日の夜にはマットグロソドスル州カンポグランデ沖縄県人会(玉城ジョージ会長)主催の交流会が行われた。琉球舞踊やエイサーで歓迎し、連合婦人会はボリビアの民族舞踊で返礼した。
 カンポグランデは、日系人移住者や沖縄県系人も多く、オキナワ移住地移民者の多くがサンパウロからサンタクルスまで汽車で移動する際、停車したカンポグランデ駅で県系人から差し入れを受けたことが、現在でも語り継がれている。
 交流会では、ボリビア沖縄県人会とオキナワ日ボ協会から玉城会長に記念品が手渡された。
 8、9日は親せき訪問やゲートボール愛好会や三線愛好家との交流も行われ、買い物などを楽しんだ後、10日の早朝にオキナワ移住地に無事戻った。(木内一夫通信員)