【ブラジル】南米の歴史、文化学ぶ 名桜大生3ヵ国で研修


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 名桜大学(瀬名波栄喜学長)国際文化学科の第12回中南米研修生(引率・住江淳司准教授)22人が4日、サンパウロ州グァルーリョス空港へ到着。姉妹協定大学であるパラナ州ロンドリーナ州立総合大学での集中講義を皮切りに、ブラジルを含むアルゼンチン、ペルーの南米3カ国で研修した。
 名桜大国際文化学科では必修科目に地域・総合文化実習プログラムを取り入れている。学生が中南米・英米・東南アジア・日本国内のいずれかを訪れ、文化や歴史などを学んでいる。今回の南米研修はその一環。これまでに634人の学生が参加している。
 引率した住江准教授は「それぞれが価値観の変わる出会いをしてほしい」と、研修への期待を語った。団長の福永有生さん(20)=千葉県出身=は「皆で一致団結して実習を楽しみたい」と意欲を見せていた。
 (上間優年通信員)