【ペルー】市町村演芸会が盛況 琉舞や太鼓、33組熱演


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
最後を飾った琉球国祭り太鼓ペルー支部の演舞=7日、県人会館・西銘順治大ホール

 ペルー沖縄県人会(フェルナンド親泊会長)主催の恒例の市町村ウチナー演芸会が7日午後2時から沖縄県人会館・西銘順治大ホールで開催された。

 会場には、開演と同時に600人収容の会場が観客であふれ、婦人会が準備した手作り弁当300個もたちまち売り切れるほどの盛況となった。
 演芸会ではリマ市内にある3つの琉球舞踊道場の菊の会・佐久田菊子先生、傘の会・宮城春子先生、新進気鋭のアルゼンチン生まれのエリカ与那嶺先生率いる琉生会と、在ペルー市町村人会が協賛、計33組が2部構成で芸を披露した。
 演芸会最後を飾って、琉球国祭り太鼓ペルー支部の勇壮な演舞が披露されると、会場からは指笛と手拍子が送られ熱気に包まれた。祭り太鼓のメンバーの6割が純粋のペルー人で、祭り太鼓のリズムに魅了されて入会したという。
 (赤嶺光弘通信員)