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カナダ・アルバータ州のレスブリッジ市と姉妹都市を結ぶ南風原町の第15回南風原町青少年国際交流団(団長・赤嶺正之・町教育委員会教育部長)の一行11人が10月26日、レスブリッジ入り。参加した8人の中学生らは、市内で10日間、ホームステイを体験した。
同町は2001年からレスブリッジ市にホームステイのため子どもたちを送り出している。2年に1度の企画も、今回で4回目を数える。
一行は同夜、バンクーバー沖縄県友愛会有志10人とダウンタウンのレストランで開催された懇親会に出席した。席上、赤嶺団長は「子どもたちにはこれから10日間の経験を将来に生かし、沖縄に帰ってからも子どもたち同士で、インターネットなどで交流を深めてほしい。これからもカナダの沖縄県人会との交流を続けていきたい」と述べた。
昨年まで琉球大学に留学していたカナダ・バンクーバー沖縄県友愛会の仲泊兼貴さんは「沖縄で2年間留学した経験は素晴らしいものだった。皆さんも体調に留意し沖縄とは違う習慣や文化を学んで帰ってほしい」と激励した。
子どもたちは「カナダの学校や家庭での生活から違う文化を学び、いろいろな場所を見て回り、友達をたくさんつくりたい」とそれぞれの抱負を英語で発表。三線の演奏と歌も披露し、会は和やかな雰囲気に包まれた。
(奥間ひとみ通信員)