【フランス】生活体験など 読谷村4中学生が仏姉妹校で交流


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EU派遣事業でフランスを訪問した読谷村の中学生を歓迎する在仏県人メンバーら=12月中旬

 読谷村のEU派遣事業で、読谷中学校、古堅中学校の比嘉丈士君(14)、知花優さん(14)、福島里枝さん(15)、伊波裕子さん(15)が、古堅中学校の渡慶次淳校長の引率で12月10日、パリに到着した。
 インターネット姉妹校としてパリ郊外の学校との交流が2001年にスタートして以来、同村内の中学生たちがフランスを訪れての交流が続いている。

 姉妹校のひとつ、リセ・アンテルナショナルでは、折り紙を紹介したり、琉球舞踊の「上り口説」や「鳩間節」を披露、「芭蕉布」や「安里屋ゆんた」などをうたって喝采(かっさい)を浴びた。
 また、リセ校の生徒宅でのホームステイもあり、フランスの日常生活も体験した。
 在仏県人メンバーとの夕食会もあり、渡慶次校長は「現地校の子どもたちとの交流や、パリの街並みなど、すべてに感動しています」と話した。一行はシャンゼリゼ通りなどを観光した後、同15日に帰国した。
 読谷村では、子どもたちに国際的な視野を広げてほしい、と夏にはアメリカでのホームステイも実施している。
(与那嶺佐和子通信員)