【アルゼンチン】主賓も元気に踊る 県人連合会生年祝い


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400人が詰め掛けたアルゼンチン県人会の生年祝い=5日、ブエノスアイレスの県人連合会会館

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は5日、ブエノスアイレスの連合会会館で恒例の第11回生年祝い(85歳)を開催した。主賓は9人で、会場を埋め尽くす400人が集まり、盛大な祝賀会となった。

 米須会長が都合で欠席したため、副会長の東江ロベルトさんがスペイン語で「おめでとう」とあいさつ。名護市民会の仲宗根文昭会長が祝辞、続いて玉城昌一元会長の音頭で乾杯した。ケーキーカット、ペルガミーノ(寄書)贈呈と続き、主賓を代表して饒平名知秀さん(元会長)が謝辞を述べた。
 アルゼンチンの正月は真夏だが、生年祝いの日は、うそのように春を思わせる涼しい日となった。出席者らは主賓該当者の市町村から提供された茶わきをほおばり、アルゼンチン自慢のアサード(焼き肉)を堪能しながら余興を楽しんだ。
 最後のカチャーシーでは85歳とは思えない動きを見せて踊る主賓たちの姿に、会場は大いに盛り上がっていた。
 生年祝いを迎えたのは次の9人。(敬称略)
 山里将祐(名護市)、山里正子(同)、大城文子(同)、仲村実安(同)、饒平名知秀(本部町)、喜納正一(北中城村)、玉那覇ノブ(中城村)、新垣盛功(南城市)、神谷久子(糸満市)
(新垣善太郎通信員)