【フランス】大城会長ら役員続投 県人会新年会


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大城洋子会長、知念祐紀副会長の続投も決めた在フランス沖縄県人会新年会=6日、パリ市内

 毎年恒例となっている在フランス沖縄県人会の新年会が6日、パリ市内の会場で開催された。今年も山田文比古在仏公使が出席。3年ごとの役員交代の時期だが、大城洋子会長、知念祐紀副会長の続投が発表されると場内に拍手が起こった。
 各自で持ち寄った郷土料理や揚げ物、ピザやサラダ、デザート、ワインがずらりと並び、フランスでは新年を祝う際に欠かせないフェーブと呼ばれる小さな陶器の人形が一つだけ入ったパイ菓子「ガレット・デ・ロワ」の人形が誰に当たるかも楽しみの一つとなった。
 フェーブが当たった人は紙でできた王冠をかぶって祝福を受けるが、その幸運が1年間続くといわれている。
 宴会の後半には、新城ゆかりさんの三線演奏でウチナーの雰囲気が漂うなか、参加者たちはのんびりとした午後のひとときを過ごした。
(与那嶺佐和子通信員)